GS~ニューロックの夜明け

音楽界の分岐点となった1960年代後半、日本も他国に劣らずロックバンドの前兆的なものが現れ始める。それがグループサウンズ(GS)と呼ばれる一群である。

代表には失神バンドとして名高いオックスを始め、ショーケン在籍のテンプターズ、堺正章などを含めたスパイダース、浜の伝説・ゴールデンカップス、山口富士夫在籍の先駆的ガレージバンドのダイナマイツなどが上げられる。

しかし、時代はさらに加速、GSブームも過ぎていく。

その後世界の音楽業界と共鳴し、台頭してきたのがニューロックと呼ばれる世代となる。解散したダイナマイツから瀬川洋や山口富士夫が活発に活動。P-VINEから先ごろ再発されたニューロックの夜明けシリーズはそれを物語っており電子音響に入り込んだ現代音楽家の小杉武久を中心としたタージマハル旅行団、ピチカートの小西などがリスペクトするPICO!、寺山修二を迎えた天井桟敷や独自の世界を追求するJ・A・シーザー、乱麻堂、フライングエッグなどなど・・・・

日本にはロックが無い?そんなバカな!



specimen box

未知なる独断と偏見を

0コメント

  • 1000 / 1000